企業ドメインと事業ドメイン

企業の戦略としてどこで戦うのか?ということを決めることは重要です。

この「どこで」を表す言葉がドメインです。

この記事ではドメインについて以下のことを書いていきます。

  • ドメインについての概要
  • 企業ドメインと事業ドメインについて
  • 企業ドメインと事業ドメインの違い
  • ドメインの定義方法について
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ドメインとは

全社の企業ドメインや事業ごとの事業ドメインに分けられるが企業ドメインの方向性と整合性を保った事業ドメインの定義が必要になります

戦略では、どこで戦うかということが重要です。このどこでを表す言葉がドメインです。

ドメインは、事業を行う領域を定義し、誰に、何を、どのように提供するのかを定義するのがドメインになります。

ドメインを定義する目的

ドメインを定義する目的として以下のことが挙げられます。

  • 意思決定を明確にできる
  • 経営資源を集中できる
  • 組織を一体化

ドメインを定義することで企業の力を 1 点に集中することに役立ちます。

組織の力を十分に発揮するためには条件を以下の3つの要素が必要だと言われています。

組織の3要素
  • 共通の目的
  • 貢献意欲
  • コミュニケーション

上記の3つを組織の3要素と言い経営学者のバーナードによって定義されています。

企業ドメイン

企業ドメインの概要

企業ドメインとは企業の活動領域のことであり、どのように定義するかにより、企業の方向性や発展の仕方を決定することができるものです。

また現在の活動領域や製品・事業分野との関連性を考慮して、将来の企業のあるべき姿を包含して経営理念を反映しており、経営理念を実現するためにドメインを定義するといったことが言えます

企業ドメインの主な役割

企業ドメインの主な役割として以下の3つが挙げられます。

  • アイデンティティの確率
  • ステークホルダーとの相互作用の規定
  • 多角化した事業の方向性

アイデンティティの確立

多角化した企業にとって企業ドメインの決定は企業の基本的性格を決めてアイデンティティの確立を規定して、企業の境界を決めることができます。

ステークホルダーとの相互作用の規定

企業ドメインは外部の多様な利害関係者ステークホルダー)との間の様々な相互作用を規定し、ステークホルダーとどのような範囲でどのよう関係を築いていくかが反映されています。

企業ドメインはステークホルダーとの合意を必要とし、このステークホルダーとの合意のことをドメイン・コンセンサスと言います。

多角化した事業の方向性

多角化した企業にとって企業ドメインの決定は現在の活動領域や製品分野との関連性示し将来の企業のあるべき姿方向性を明示した展開領域を示します。

この多角化した事業の関連性を利用して範囲の経済を重視して資源を有効活用しようとします。

逆に企業ドメインの決定は、経営資源の分散を防止するために、参入しない事業分野を明確にする目的もあります。

これらの投資を増やす、減らす事業、撤退する事業を選択して、事業ポートフォリオの決定を行います。

事業ドメイン

事業ドメインの概要

事業ドメインは事業を行う領域のことで、企業ドメインにもとづいて事業を定義します。

事業ドメインを足し合わせたものを企業ドメインとすると企業ドメインが不明確になるということがおきます。

よって順番としては企業ドメインの定義をしたあとで事業ドメインを定義するということが一般的な流れです。

事業ドメインの役割

事業ドメインの主な役割として以下の2つが挙げられます。

  • 競争戦略を規定する
  • 差別化の方針を決める

競争戦略を規定する

事業ごとにいかに競争していくかの具体的な事業活動を行うために必要な定義になります。

よって事業ドメインを決定することは個別事業の競争力を決めるということが言えます。

差別化の方針を決める

事業ドメインは差別化の基本方針を提供し、新たに進出する事業の中心となる顧客セグメントの選択の判断に影響します。

ドメインの定義方法

ドメインの定義方法として物理的な定義機能的な定義があります。

ドメインの物理的な定義

ドメインの物理的な定義とは、製品・サービスなどモノを中心にドメインを定義する方法です。

例えば鉄道業界を「鉄道」と定義することが挙げられます。

ただし鉄道業界を「鉄道」と定義するようなことには注意が必要になります。

アメリカでは鉄道事業が同業どうしの競争に注力して、自らを鉄道事業と定義し輸送産業とはしなかったため、他の自動車や航空産業の発展により鉄道事業が衰退したということがあります。

このように顧客が別のものを求めているのに気づかないことをマーケティングマイオピアと呼びます。

ドメインの機能的な定義

ドメインの機能的定義とは、コトや顧客のニーズを中心にドメインを定義する方法です。

例としては上記の物理的な定義の時にあったように鉄道業界を「輸送サービス」と定義することです。

輸送サービスと定義することによって他の自動車や航空産業が発展してきても柔軟に対応することができます。

ただし抽象的にしすぎるとターゲットとする顧客や事業が不明確になりやすいので注意が必要です。

エーベルの3次元

ドメインの定義をするときに考慮すべきことにエーベルの3次元の定義というものがあります。

誰に何をどのようにを定義することになります。

エーベルは以下の3つを考慮してドメインを決定するべきとしています。

  • 顧客層
  • 顧客機能
  • 技術

顧客層は、事業の対象とする顧客を表すことで顧客セグメントの選択の判断とします。

顧客機能は、満たされるべき顧客ニーズを明確にして提供する機能を表します。

技術は、ニーズを満たすための企業の中核となる技術や能力を表します。

ドメインの機能的定義エーベルの3次元の顧客機能に相当する顧客ニーズと、それに対して自社の提供するサービス内容で定義する方法です。

ドメインの物理的定義エーベルの3次元の技術に相当すると言えます。

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企業ドメインと事業ドメインの違い

ドメインとは

事業を行う領域を定義し、誰に、何を、どのように提供するということでした。

企業ドメインとは

企業の活動領域のことであり、どのように定義するかにより、企業の方向性や発展の仕方を決定するということでした。

事業ドメインとは

企業ドメインにもとづいて事業を定義したもので競争戦略を規定して差別化の方針を決めるということでした。

最初は一つの事業をしていた企業も事業が成功したことにより投資ができる状態になるとさらなる発展のため事業の多角化を行います。

多角化した事業がシナジーを得られるとより良い成果を出すことができます。

そこで定義するのが企業ドメインとなります。

上記より企業ドメインと事業ドメインの違いをまとめると

  • 企業ドメインは事業ドメインの上位概念である
  • 事業ドメインとは個々の事業の戦略である
  • 企業ドメインは事業を多角化した時に有効となるものである

その他のポイント

単一事業について

上記では多角化を前提として書いてきていましたが単一事業の場合の企業ドメインと事業ドメインはどう違うのでしょうか?

単一事業の場合は基本的には企業ドメインと事業ドメインは同じものとなり、全社戦略と競争戦略は一体化して策定されます。

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