決算書をみて企業の成長性を分析しよう!売上・利益伸び率、資本増加率を見る

決算書の見方はわかるようになったら企業が今後どうなっいくのかわかるようになるといいなと思いませんか?

企業の未来のことなんてわからないというのは確かに正確にはわからないかもしれませんが決算書の内容から仮説を立てることはできます。

企業が今後どうなっていくかというのを成長性を分析することが重要です。

成長性には以下のような指標を見ることが必要になってきます。

  • 売上・利益の伸び率
  • 資本の増加率
  • 新製品への投資

成長性が分析することで企業が将来的にもっと利益を出せそうなのか、ちょっと厳しくなりそうなのかがわかるようになりますのでぜひ覚えてみてください。

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企業の成長性とは?

企業の成長性とは?

企業は継続し続ける、ゴーイングコンサーンでなければいけません。

継続するにはまずは潰さないこと、そして企業価値を増大させ続けることが必要になります。

企業が潰れずに企業価値を増大させるには成長することが不可欠です。

企業の成長性、将来性があるとわかると株主も多くの出資をしてくれるようになります。

成長性は以下のような指標でみることができます。

  • 売上高・利益の伸び率
  • 資本の増加率
  • 新製品への投資

企業の成長性 - 売上高・利益の伸び率

成長性をみるための指標の1つに売上・利益の伸び率をみる方法があります。

伸び率をみる指標としては以下の2つがよくみられる指標です。

  • 売上高伸び率
  • 経常利益伸び率

売上高伸び率

当期の売上高が前期の売上高からどれくらい伸びているかをみる指標が売上高伸び率です。

(当期売上高 ー 前期売上高) ÷ 前期売上高 × 100 = 売上高伸び率

売上高伸び率をみる場合は過去からの推移と同業他社との比較を行うことが必要です。

過去5年ぐらいの伸び率をみて傾向をみることで順調に売上を伸ばすことができているのかをみることができます。

また業界の平均値や競合企業と比較することで業界での伸び率が劣っていないのかを確認することができます。

経常利益伸び率

当期の経常利益が前期の経常利益からどれくらい伸びているかをみる指標が経常利益伸び率です。

(当期経常利益 ー 前期経常利益) ÷ 前期経常利益 × 100 = 経常利益伸び率

経常利益伸び率は売上高伸び率と合わせてみることで深い分析をすることができます。

一般的には売上高伸び率が上がっていれば経常利益伸び率も上がっています。

5年ほどの伸び率でみると売上高伸び率よりも経常利益伸び率の方が大きいことが普通です。

なぜなら経験曲線効果が効いてくるのでコストを抑えられるはずだからです。

逆に売上高伸び率が上がっているのに経常利益率が下がっている場合には何にコストをかけているのかをより詳細に分析する必要があります。

企業の成長性 -資本の増加率

資本の増加率

企業の成長性を資本の視点から見る方法として総資本増加率があります。

総資本は貸借対照表の他人資本と自己資本を足したものです。

(当期総資本 ー 前期総資本) ÷ 前期総資本 × 100 = 総資本増加率

総資本は人間でいう体重と捉えることができます。

体重が増えるのはいいことでしょうか?

一概には言えませんね。

身長が伸びていて体重が増えていれば成長していると言えますし、ただただ脂肪が増えて肥満になっているのであればいい状態とは言えません。

企業も同様に資本増加率と合わせてなぜ大きくなっているのかを見る必要があります。

なぜ増加しているのかを確認することが重要

売上や利益が一緒に大きくなっているのであれば資本が増加していることは問題ありません。

しかし以下のようなことが増加の要因になっている場合は注意が必要です。

注意したい資本が増加している要因
  • 自己資本比率が低下している
  • 流動比率の悪化
  • 棚卸資産が増加している(不良在庫が増えている)

規模の拡大を狙って設備投資をしたが製品が計画通りに売れずに大量の売れ残りをだしてしまったり、売りたいがために通常しない掛売り多く行い不良債権を作ってしまった、 短期の借入を多く行った。

などの企業にとって悪い要因でも資本は増加してしまうので注意が必要です。

健全な成長は売上が伸び、さらに大きく利益も伸びている状態です。

健全な状態は人間でいうとトレーニングをしっかりと行い強靭な筋肉がついている状態と言えます。

一方で望ましくないのはただただ体重が増えて肥満になってしまっている状態です。

前述した伸び率とセットで見ることで健全な増加なのかを見分けることができますので活用しましょう。

企業の成長性 - 新製品への投資

新製品への投資

企業の成長を見る指標として新製品への投資がどれほど行われているかを見ることも有用です。

製品は導入されると成長して成熟し最後には衰退していきます、これは製品プロダクトライフサイクルという理論です。

必ずしも製品プロダクトライフサイクルのような綺麗な軌跡を通るわけではないのですがいずれは衰退していくことでしょう。

衰退していくことを見越して今売れている製品の利益を利用してどれだけ将来に投資しているかは企業の成長性に関係してきます。

ちなみに企業が複数事業を行っている場合に全体を俯瞰するフレームワークとしてプロダクト・ポートフォリオー・マネジメント(PPM)があります。

プロダクト・ポートフォリオー・マネジメント(PPM)では金の成る木と言われている事業の利益を問題児と花形と言われる成長事業に投資するかが重要であることが指摘されています。

新製品への投資を見るには研究開発費と新製品の売上の割合を見るといいです。

研究開発費は売上高に対して比率を見ることでどれくらい投資しているかを確認できます。

また新製品の売上高が全体の売上のどれくらいの割合かを見ることで育っているかを確認することができます。

現状で満足せず5年後、10年後を見据えた戦略がたてられているのかが企業の成長性を見るにあたり重要になってきます。

『決算書をみて企業の成長性を分析しよう!売上・利益伸び率、資本増加率を見る』のまとめ

企業の成長性を見るポイントとしては以下のとおりです。

企業の成長性を見るポイント
  • 売上高・利益の伸び率を見る
  • 資本の増加率を見るそしてなぜ増えたのかを深ぼる
  • 新製品の開発に投資を行っているかを見る

上記の各指標を組み合わせてみること、そして過去との比較や同業他社と比較することで今後成長しそうかがわかるようになります。

ぜひ気になる企業の決算書をみて試してみてください。

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