中小企業診断士試験の敵を知る

彼を知り己を知れば百戦殆うからずということでまずは敵を知ろうと思います。

敵とは?

今回の場合、敵とは一緒に受けるではなく試験になります。

試験内容

中小企業診断士までの道のりは以下の順序になります。

  1. 1次試験(8月上旬)
  2. 2次試験(10月下旬)
  3. 口述試験(12月上旬)
  4. 実習

1. 1次試験

試験科目・形式

7科目の択一マークシート形式(4もしくは5肢)となっています。

試験科目 試験時間
経済学・経済政策 60分
財務・会計 60分
企業経営理論 90分
運営管理( オペレーション・マネジメント ) 90分
経営法務 60分
経営情報システム 60分
中小企業経営・中小企業政策 90分

うーん範囲が広い。

合格基準

結構融通を聞かせてくれる感じになっており、2つの基準があります。

1総点数による基準

総点数の60%以上であって、かつ1科目でも40%未満のないこととなっています。

なので不得意な科目では最低でも40点取っておけばよくて得意な科目で80点取れば合格圏内に入れる形となります。

後述する2次にあまり関係のない科目では60点取るつもりで勉強して50点取れればいいくらいの気持ちでやってもいいのかなと思っています。

2科目ごとによる基準
診断士の試験は科目合格が認められています。受験した年を含めて3年間免除できます。
なので3年かけて科目を絞っていき合格していくという戦略もありかなと思います。
合格率はだいたい20%程度みたいです。

2. 2次試験

試験科目・形式

4科目・各設問15〜200文字程度の記述式となります。

試験科目 試験時間
事例1(組織・人事) 80分
事例2(マーケティング) 80分
事例3(生産・技術) 80分
事例4(財務・会計) 80分

この2次試験が最大の難関のようで、合格率は1次と同じで20%程度とのことですが受験者(記念受験者や科目狙いがいる)が1次とは違い、基本的な知識を要した人たちなのでそれからの20%ということはかなりの難関であると思われます。

合格基準

合格基準は1次と同様に総点数の60%以上であって、かつ1科目でも40%未満のないことです。

上記の科目・形式にあるように1次の科目が全て必要(重要)とされるわけではないようです。
となると1次の学習をするときも2次に必要な科目とそうでない科目を意識して学習に取り組むべきかなと思います。

3. 口述試験

試験科目・形式

面接にて4〜5問出題で10分程度

合格基準

特に明示されていないようですが調べてみると以下の2つ以外では落ちることは内容です。

  • 受験しない
  • 1言も発しない

普通にすれば問題ないみたいですね。

4. 実習

日程

平成30年度中小企業診断士実務補習の日程について
上記の内容をみると7、8、9、2(31年)で実施されるようです。
平日なのかなと思いきや土日祝日に結構やるのですね。

形式

5〜6人の試験合格者がチームとなり実際の企業へ企業診断を行い、チームには1人の先輩診断士がついて指導する。

コース

5日と15日コースがあり、いずれも1社につき5日間の実習をすることになります。

スケジュール

  1. 企業先へのヒアリング、現場診断・調査
  2. グループ内での分析・検討
  3. 原稿の読み合わせ
  4. 診断報告書の確認、印刷・製本、報告リハーサル
  5. 報告会

費用

ざっくり5日間で5万ほどかかるよう。
15日あるので15万になる。結構かかりますね。

ひとまず今わかっていることはこんなところです。
わかったことが増えたらUPDATEしていこうかと思います。

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