中小企業診断士試験でよく出る数式集 ー 財務・会計(ファイナンス・アカウンティング)
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会計(アカウンティング)

純資産

分配可能額

分配可能額 = 分配時点に置ける剰余金の額 ー 分配時点の自己株式の帳簿価額 ー 事業年度末日後に自己株式を処分した場合の処分対価 ー その他法務省令で定める額

その他法務省令で定める額:のれん等調整額、その他有価証券評価差損

剰余金の配当については以下↓の記事をご参照ください

安全性指標分析

流動比率

流動比率 = 流動資産 ÷ 流動負債

高い方が良い
流動資産 = 現金・預金、受取手形、売掛金、有価証券、棚卸し資産、貸倒引当金

当座比率

当座比率 = 当座資産 ÷ 流動負債

高い方が良い
当座資産 = 現金・預金、受取手形、売掛金、有価証券

固定比率

固定比率 = 固定資産 ÷ 純資産

低い方が良い

固定定資産 = 有形固定資産 + 無形固定資産、減価償却費も

純資産 = 資本金 + 資本剰余金 + 利益剰余金

固定長期適合率

固定長期適合率 = 固定資産 ÷ (純資産 + 固定負債)

低い方が良い

固定比率では純資産のみのため固定負債も加味した指標

負債比率

負債比率 = 負債 ÷ 純資産

低い方が良い

インタレスト・カバレッジレシオ

インタレスト・カバレッジ・レシオ = 事業利益 ÷ 金融費用

高い方が良い

事業利益が金融費用の何倍になるかを示す指標です、単位は倍です

事業利益 = 営業利益 + 受取利息、配当金

金融費用 = 受取利息、割引料

効率性・収益性

正味運転資本

正味運転資本 = 流動資産 ー 流動負債

高い方が良い

総資産回転率

総資産回転率(回) = 売上高 ÷ 総資産

調達した資金(負債+純資産)をどれだけ効率よく売上の獲得に使われているかを表す指標です。

損益分岐点分析

損益分岐点売上高

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率

限界利益率

限界利益率 = 1 ー 変動費率

変動費率

変動費率 = 変動費 ÷ 売上高

損益分岐点比率

損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 実際売上高

低い方が良い

安全余裕率

安全余裕率 = (実際売上高 ー 損益分岐点売上高) ÷ 実際売上高 = 1 ー 損益分岐点比率

高い方が良い

目標営業利益

目標営業利益 = 目標売上 ー 目標売上 × 変動費率 ー 固定費

財務(ファイナンス)

キャッシュフロー

FCF

FCF = 営業利益 × (1 ー 実効税率) + 減価償却費 ー 運転資本増減額 ー 設備投資額

運転資本増減額 = 売上債権 + 棚卸資産 ー 買入債務

もう1つの計算式として以下がある

FCF = 営業活動によるキャッシュフロー + 投資活動によるキャッシュフロー 

資金調達と配当政策

CAPM

個別株式の期待収益率 = リスクフリーレート + β × 市場リスクプレミアム

市場リスクプレミアム = 市場ポートフォリオの期待収益率 - リスクフリーレート

WACC

WACC = 負債 ÷ (負債 + 資本) × (1 - 実効税率)× 負債利子率 + 資本 ÷ (負債 + 資本)× CAPM

WACCはハードルレートとして扱うことができる。

ハードルレートはIRRの評価するときの基準値として使用したりする。

企業価値

企業価値 = FCF ÷ (r ー g) (r > gのとき) 

将来のキャッシュ・フローをFCF、資本コストをr、毎年の成長率をgとする

配当割引モデル

株価 = 配当金 ÷ 期待収益率

配当の成長率を加味する場合は以下になります。

株価 = 次期の配当額 ÷ (期待収益率 ー 配当成長率)

節税効果の現在価値

節税効果の現在価値 = 支払利息の節税効果 ÷ 負債の利子率

支払利息の節税効果 = 支払利息 × 法人税率

株式投資指標

PER(株価収益率:Price Earning(収益) Ratio

PER = 株価 ÷ 1 株あたり当期純利益

株価が純利益の何倍になっているかの指標です。

1 株あたり当期純利益と比べて株価が安い株は、割安であると考えます。

よって買主から見た場合には低い方が買特

EPS(1株当たり当期純利益:Earning(収益) Per Share)

EPS = 当期純利益 ÷ 発行済株式数 

PBR(株価純資産倍率:Price Book-value(帳簿価額) Ratio

PBR = 株価 ÷ 1 株あたり純資産額 

1 を基準として、1 よりも高いほど割高

BPS(1 株あたり純資産額:Book-value(帳簿価額) Per Share)

BPS = 純資産額 ÷ 発行済株式数 

PCFR(株価キャッシュ・フロー倍率:Price Cash Flow Ratio)

株価キャッシュ・フロー倍率 = 株価 ÷ 1 株あたりキャッシュ・フロー 

1 株あたりキャッシュ・フロー = キャッシュ・フロー ÷ 発行済株式数

配当利回り

配当利回り = 1 株あたり配当 ÷ 株価

1 株あたり配当 = 配当総額 ÷ 発行済株式数

配当性向

配当性向 = 配当総額 ÷ 当期純利益

利益のうち配当する割合のことです。企業価値を最大化するため成長期の企業は小さくなる傾向があります。

他の科目の数式はこちら↓

ただ暗記するだけでなく具体的な例とともに定着させる

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