生産管理のスケジューリングに利用されるジョンソン法という手法があります。
その手法の手順を忘れないように書いておこうと思います。
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ジョンソン法とは?
ジョンソン法は、2工程から構成されるを全体の作業期間が最適になるスケジュールを作成することができる手法です。
ジョンソン法の手順
ジョンソン法は以下の手順で実施されます。
- 全ての作業時間の中から最短のものを選択する
- 1.で選択したものが前工程であれば、先頭にする
- 1.で選択したものが後工程であれば、最後にする
- 選択した作業を外して1.の手順に戻る
中小企業診断士試験の過去問での具体例
中小企業診断士試験の平成20年に以下の問題が出題されています。
2つの生産設備M1、M2 が直列に連結されたフローショップ工程で、5つのジョブの総処理時間を最小にする生産スケジュールについて考える。
すなわち、各ジョブは、まず、生産設備M1 で処理され、次にM2 で処理される。
ただし、各生産設備は、1度に1つのジョブしか処理できないものとする。
各ジョブの各生産設備における処理時間が下表に示されるとき、最小の総処理時間(すべてのジョブの処理を完了するまでの時間)を下記の解答群から選べ。
表 処理時間データ
M1 | M2 | |
ジョブ1 | 5 | 5 |
ジョブ2 | 6 | 4 |
ジョブ3 | 4 | 3 |
ジョブ4 | 2 | 8 |
ジョブ5 | 5 | 7 |
合計 | 22 | 27 |
〔解答群〕
ア 27
イ 29
ウ 31
エ 33
全ての作業の中で最小のものはM1のジョブ4になる。前工程のため最初に設置する。
以下のような並びになる。
1週目のジョブ4を除いた表より最小ものを選択するとジョブ3のM2になる。
後工程のため最後に設置すると以下のような並びになる。
2週目のジョブ3を除いた表より最小ものを選択するとジョブ2のM2になる。
後工程のため最後に(2週目で置いたものの一つ前)設置すると以下のような並びになる。
3週目のジョブ2を除いた表より最小のものを選択するとジョブ1のM1、M2とジョブ5のM1になる。
ジョブ1とジョブ5どちらにしても同じになるのでジョブ1を最初に(ジョブ4のあと)配置する。
またジョブ1を配置すると残りはジョブ5のみになるのでジョブ1の後ろに配置する
並び終えたので所要時間を確認すると29となり、解答群から選択すると「イ」になる。
という手順でジョンソン法を利用して最適なスケジュールを作成することができます。
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